「日々の喧騒から離れ、どこか懐かしい風景の中で、心穏やかな時間を過ごしたい…」
もしあなたがそう感じているなら、兵庫県たつの市へのひとり電車旅はいかがでしょうか。
はじめまして!このブログへようこそ「はるるん」です。
今回は、私が心から「行ってよかった」と感じた、女性のひとり旅にぴったりの場所、兵庫県たつの市をご紹介します。
そこは、まるで時がゆっくりと流れるような、美しい城下町。揖保川の優しいせせらぎと、歴史を感じる街並みが、訪れる人を温かく迎えてくれます。
以前からずっと気になっていて、今回やっと念願だった城下町を、10月の秋空の爽やかな季節に、散策することができました。
派手な観光地ではないけれど、だからこそ味わえる静けさと、心に染みるような懐かしさ。
そんな「播磨の小京都」龍野の魅力を、この記事でたっぷりお伝えしますね。
さあ、一緒に穏やかな癒やしの旅へ出かけましょう。
大阪から約1時間半。電車に揺られて「播磨の小京都‟たつの”」へ
- アクセス(在来線のみ): JR大阪駅から新快速に乗って、まずは姫路駅を目指しましょう。
約1時間ほどの快適な電車の旅です。
姫路駅に着いたら、JR姫新線(ローカル線)に乗り換えをして、ここからは列車の旅です。
ガタンゴトンという心地よい音に耳を傾けながら約20分で本竜野駅に到着します。


車窓から見える景色がだんだんと長閑になっていくのも、旅の楽しみのひとつ。
都会の慌ただしさから、少しずつ心が解き放たれていくのを感じられるはずです。
“たつの”で過ごす心癒やされる穏やかな時間。はるるんのおすすめポイント
「播磨の小京都」とも称される龍野は、揖保川の清流に寄り添うように広がる、美しい城下町。
白壁の武家屋敷や、歴史を感じさせる醤油蔵が今も残り、しっとりとした落ち着いた雰囲気が漂っています。
ここでは、私が特におすすめしたい龍野の過ごし方をご紹介します。

【龍野城と城下町散策】静けさの中に歴史の息吹を感じて
本竜野駅から20分くらい歩くと、龍野の城下町に辿りつきます。
城下町を進んでいくと、鶏籠山を背景にふと目に飛び込んできたのが、龍野城の白亜の美しい城壁でした。
青い空に映えるその白さは本当に見事で、思わず足を止めてしまうほど。
天守閣はありませんが、龍野のシンボルとしてアレンジ・再構成された御殿や櫓が佇むその場所は、静けさの中に歴史の息吹を感じられる、心落ち着く空間なんだと思います。
今回は残念ながら時間の都合で、お城の敷地内までは足を運ぶことができませんでした。
次回龍野を訪れる際には、あの城壁の先へと進んでみたいな。
そして、ここでどんな物語があったんだろうって想像を膨らませながら、この地が紡いできた歴史に、もっと深く触れてみたいです。

私が龍野をおすすめする理由のひとつは、観光客が比較的少なく、自分のペースで静かにゆっくりと歩けること。
誰にも邪魔されず、歴史の息吹を感じながら、心ゆくまで散策できるのは、ひとり旅ならではの贅沢ですね。
白壁の続く小径を歩いていると、ふと日常を忘れ、心が穏やかになっていくのを感じます。


【うすくち龍野醤油資料館】10円の衝撃!レンガ造りの歴史空間と醤油の魅力
龍野でぜひ訪れたいのが、レンガ調のレトロな外観が目を引く「うすくち龍野醤油資料館」。
事前にリサーチで「入場料10円!」という衝撃情報に心を鷲掴みにされて、「絶対に行ってみたい」と思った場所でした。
実際に訪れ、受付で「本当に10円で良いのでしょうか?」と思わず確認すると、にこやかな笑顔で「10円ですよ~」とのお返事。
その安さに改めて驚きつつ一歩足を踏み入れれば、10円とは思えない奥深い醤油の世界が広がります。
歴史ある本館の建物は、まるで江戸・明治・大正・昭和の戦前、それぞれの時代にタイムスリップしたかのようでした。大きな木桶や古い道具からは、当時の職人の情熱が伝わってきました。
龍野が「うすくち醤油発祥の地」となった歴史や、醤油造りの工程も分かりやすく解説。
レトロなラベルデザインも魅力的です。
「入場料10円だから…」という予想は良い意味で裏切られ、期待をはるかに超える感動が待っていました。
龍野訪問の際は、この驚きと感動をぜひ体験してください!

| アクセス: 〒679-4178 兵庫県たつの市龍野町大手54-1 JR姫新線「本竜野駅」下車、徒歩20分。 |
| 見学時間:9:00~17:00(入場は16:30まで) |
| 所要時間:約30分 |
| 休館日:月曜日、年末年始 ※月曜日が祝日の場合は開館となり、翌火曜日が休館 |
| 入館料:10円 |
【童謡の里と赤とんぼが生まれた地】心に響く言葉とメロディーを辿って
子供の頃、誰もが口ずさむ「赤とんぼ」。
私にとって、それは日本の原風景を描き、小学校の音楽で習った馴染み深い曲でした。
そんな「赤とんぼ」と龍野が深く結びついたのは、大人になってからのこと。
たまたま夕方のニュース番組で放送された龍野の街歩き特集が、私の心を捉えたのです。
「どこか懐かしい街並みで行ってみたいなぁ。」と、いつか訪れてみたいと思うようになりました。
そのニュースをきっかけに、「赤とんぼ」の作詞者である三木露風氏が、この龍野の出身であることを知り、彼がどんな人物だったのか、改めて深く知りたくなりました。
今回の龍野訪問では、現地で「三木露風生家」の存在を知り、「ぜひ訪れたい!」と胸が高鳴りました。
しかし残念ながらその日はあいにくの休館日。
今回は叶いませんでしたが、次回こそは「赤とんぼ」がどのように誕生したのか、その世界観を肌で感じてみたいと思い、龍野をあとにしました。

| アクセス: 〒679-4179 兵庫県たつの市上霞城101-3 JR姫新線「本竜野駅」下車、徒歩25分。 |
| 営業時間:9:00~16:30 |
| 休館日:月曜日 |
| 入場料:無料 |
【揖保川沿いの風景】せせらぎに耳を澄ませ、心解き放つ時間
龍野の街のすぐそばを流れる揖保川。
その穏やかな流れと、川面に映る空の色は、見ているだけで心がスーッと落ち着いていきます。
橋の上からぼーっと景色を眺めたりするのも、龍野ならではの癒やしの時間。
川のせせらぎにじっと耳を傾けていると、頭の中を駆け巡っていた思考が静まり、ただただ音の心地よさに心が満たされていきました。
今回は日が明るいうちに帰路へと向かいましたが、きっと夕暮れ時は、川面がキラキラと輝き、本当に美しいんだろうなぁ。
今度訪れたときは、夕暮れ時にかけて川沿いをのんびりと散策したいと思います。
特に醬油発祥の地ともいえる「ヒガシマル醬油」の建物は、橋の上からの眺めが抜群でおすすめです!

はるるんのひとこと。素朴さと懐かしさが心地よい‟たつの”の魅力
今回初めて龍野の街を訪れてみて「何だか懐かしいなぁ。」という不思議な感覚に包まれました。
派手なアトラクションや、人でごった返すような賑わいはありませんが、そこには、ゆっくりと流れる時間と、どこか懐かしい日本の原風景のような景色、そして現在も地元の人々の営みを感じることができました。
古い町並みを一人でゆっくりと歩きながら、ふと目に入る白壁の美しさや、軒先の小さな路地にある用水路に心を惹かれたり、歴史や文学の香りに触れて物思いにふけったり…。
そんな、何気ないけれど贅沢な時間を過ごせるのが、播磨の小京都と呼ばれている龍野の最大の魅力だと感じました。
観光地化されすぎていない、その素朴さが、かえって心地よく、疲れた心を優しく癒やしてくれる。
もしあなたが、日常から少し離れて、静かで穏やかな時間を過ごしたいと願っているなら、ぜひ一度、龍野を訪れてみてください。きっと、あなたにとっても特別な場所になるはずです。
| 龍野の城下町までの行き方 |
| ▶JR姫新線「本竜野駅」より、徒歩20分 |
| 今回訪れた場所 |
| ▶うすくち龍野醤油資料館 ▶三木露風生家 |

